じゃみじゃみ.net

じゃみじゃみ.net はさくらインターネット(スタンダードプラン)でWordPressを使用しています。
今までWordPress2.8.4を使用していましたが、時代の流れに乗って2.9にアップデートしてみました。
(2.9からはMySQL 5以上が必要らしい)
その際に紆余曲折がありましたので紹介します。
(このサイトの文章・情報等に基づいて被ったいかなる被害についても、管理人は一切責任を負いかねます)


一連の流れは下記サイトを参考にさせていただきました。
すごく詳しくアップデートの方法が掲載されています。おすすめ。


■Bamboo Studio / さくらインターネットのレンタルサーバで WordPress 2.9 へアップグレードできない方へ
http://bamboostudio.tank.jp/archives/1692


流れは以下のような感じでした。
  1. 旧データベース(MySQL 4.0)のエクスポート
  2. 旧データベース(MySQL 4.0)の削除
  3. 新データベース(MySQL 5.1)の新規作成
  4. 新データベース(MySQL 5.1)へ旧データをインポート
  5. wp-config.php ファイルの更新(一部 書き換え)


DBにはWPとMT両方のテーブルが存在しているので、インポートに若干時間がかかります。(2分ほど)
その他は問題なくMySQLのバージョンアップに成功し、WordPressのバージョンも管理画面から2.9.1にアップデートすることができました。
・・・かのように見えました。
父さん、事件です。


「~」(波ダッシュ?チルダ?)が「?」のような半角はてなに変わっています!
なんじゃこりゃー!
これが俗に言う「波ダッシュ問題」!?


Google先生に聞くと以下の方法がよいと言っています。
  ・エクスポートしたSQLファイルの「~」を「〜」に置換してインポート → 表面上は見えるようになったけども
  ・MySQLAdminのメインページの「MySQL 接続の照合順序」を「utf8_general_ci」に変更してインポート


・・・どれもうまくいかねーよ!!orz


最終的に行った修正方法は以下の通りです。
(一旦DBの削除から始める)




メインページで「MySQL接続の照合順序」が「utf8_general_ci」であることを確認。
左メニューのDB名をクリックし、「操作」タブをクリックする。




最下部の「照合順序」を「utf8_general_ci」に変更し「実行する」をクリック。(元は「ujis_japanese_ci」)
「インポート」タブをクリックする。




「テキストファイルの位置」に事前にエクスポートしておいたSQLファイルを選択し、「実行する」をクリック。
(2分ほど待つ)


必要なら「wp-config.php」の設定等を変更し、ブラウザで確認。
「~」のまま表示されていればOK!
軽く終わるかと思ったのに!!


さくらインターネット スタンダードプランにてリダイレクト処理でエラーが出てきます。
以下がエラーが発生するコードです。


■エラーが出るコード
header(“Location: /hoge.php”);


■エラー内容
Warning: Cannot modify header information – headers already sent by (output started at /home/(ユーザー名)/www/index.php:1) in /home/(ユーザー名)/www/index.php on line (行数)


ヘッダー情報に追加できません?
すでに送ってるだ・・・と?
結果、解決方法は以下の通り。


1.さくらインターネットコントロールパネルにログイン
2.PHP設定の編集をクリック
3.php.ini 設定ファイル編集画面で「output_buffering = On」を入力し「保存する」をクリック
4.エラーが出ていた所が正常にリダイレクト処理を行っているか確認


頼むよまじで!


Windows Server 2008 (64bit) のインストール後に行う初期設定についてです。
備忘録です。



■OSインストール
インストール方法はググれば色々出てきますので割愛。
Cドライブ(システム)は80GBも取れば足りなくなることはないだろう。
残りはDドライブに割り付け。



■Administratorを別名に変更
仮に外部者がサーバにアクセス出来た場合にユーザー名とパスワードの組合せを推測することを困難にするために行います。

1.[スタート]-[管理ツール]-[コンピュータの管理]-[ローカルユーザーとグループ]-[ユーザー]から、「administrator」を右クリックして「名前の変更」を選択し、適当な名前に変更。



■リモートデスクトップに同ユーザーで2人までログインできるようにする
デフォルトだと同ユーザーでリモートデスクトップにアクセスしようとすると、1人までしか入れないようになっています。
それを2人までログインできるようにする設定です。(1人と2人じゃ大違い)

1.[スタート]-[ファイル名を指定して実行]-「gpedit.msc」と入力
2.ローカル グループ ポリシー エディタ画面が表示されたら、左メニューの[コンピュータの構成]-[管理用テンプレート]-[Windows コンポーネント]-[ターミナル サービス]-[ターミナル サーバー]-[接続]-[ターミナル サービス ユーザーに対してリモート セッションを1つに制限する]を「未構成」から「無効」に変更。



■Windows Updateの設定
運用中に勝手にWindows Updateを行ってしまい、再起動までされると困りますよね。
管理者が自分の意志でインストールを行うようにした方がいいと思います。

1.[スタート]-[コントロールパネル]-[Windows Update]-左メニュー[設定の変更]
2.「更新プログラムをダウンロードするが、インストールを行うかどうかは選択する」を選択し、「推奨される更新プログラムについてもダウンロード、インストール、および通知する」のチェックを外す。



■全てのファイルの拡張子を表示させる
何言ってんの?JK、という人もいるでしょう。
これをしてないばっかりにはまってしまったんですよw(index.cgiと思っていたが、実際にはindex.cgi.cgiみたいにw)

1.適当なフォルダを開く。
2.[ツール]-[フォルダオプション]-[表示]タブ-「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外す。



以下はWebサーバ用の設定になります。
何言ってんの?こうやった方がいいよ、という人がいたらコメント残していただけるとありがたいです。



■IIS
自分の環境に合わせて役割の追加からIISをインストールした後には少し機能を追加しましょう。

1.Administration Pack for IIS 7.0をダウンロードする。(今回はx64版を選択した)
Administration Pack for IIS 7.0 32bit用
Administration Pack for IIS 7.0 64bit用
2.普通にインストールしていく。



■IISの初期設定
人によってはしなくてもいいところもありますが、今回はこうしました。

1.[スタート]-[管理ツール]-[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ]
2.左メニュー[サーバ名(サーバ名¥ユーザー名)]-[アプリケーション プール]-右メニュー[アプリケーション プールの規定値の設定]-[32 ビット アプリケーションの有効化]を「False」から「True」に変更。
(32bitでしか動かないミドルウェアが多いので全サイトに適用します)
3.左メニュー[サーバ名(サーバ名¥ユーザー名)]-[ASP]-[デバッグ プロパティ]-[ブラウザへのエラー送信]を「False」から「True」に変更。
(ASPのエラーメッセージが常に「An error occurred on the server when processing the URL…」となり、何のエラーか分からないため)



■ASPのファイルアップロードの容量制限を変更
デフォルト200KBは少ないんじゃない?
200KB以上をアップロードしようとすると、Request.BinaryReadメソッドが「操作は許可されません」とエラーとなる。

1.[スタート]-[管理ツール]-[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ]
2.左メニュー[サーバ名(サーバ名¥ユーザー名)]-[ASP]-[最大要求エンティティ ボディ制限]を「200000」から好きな容量に変更。



■SMTPサーバインストール
Webサーバとして利用するなら恐らく必要になるのではないでしょうか。
機能の追加からSMTPサーバをインストールした後の手順です。

1.[スタート]-[管理ツール]-[インターネット インフォメーション サービス (IIS) 6.0 マネージャ]
2.左メニュー[SMTP Virtual Server #1]-右クリック[プロパティ]
3.[全般]タブで[ログ収集を有効にする]にチェックを入れ「プロパティ」をクリック。
4.[全般]タブでログファイルディレクトリを好きなディレクトリに変更。
5.[詳細設定]タブでお好みの拡張ログオプションを選択。
6.[アクセス]タブ-[接続制御]-[接続]-[以下のリストに含まれるコンピュータのみ]を選択し、「追加」をクリック。
7.コンピュータウィンドウ画面で「1台のコンピュータ」を選択し、「追加」をクリック。
8.IPアドレスに「127.0.0.1」を入力し「OK」をクリック。
9.接続画面で「OK」をクリック。
10.[アクセス]タブ-[中継の制限]-[中継]-[以下のリストに含まれるコンピュータのみ]を選択し、「追加」をクリック。
11.コンピュータウィンドウ画面で「1台のコンピュータ」を選択し、「追加」をクリック。
12.IPアドレスに「127.0.0.1」を入力し「OK」をクリック。
13.中継の制限画面で「OK」をクリック。
14.[メッセージ]タブで配信不能レポートのコピーの送信先にメールアドレスを入力し「OK」をクリック。



■SMTPサーバ自動起動設定
恐らくデフォルトだと、再起動をかけるとSMTPサーバが停止した状態になります。
都度起動すればOKなのですが、忘れてしまいそうなので自動で起動するような設定にします。

1.[スタート]-[管理ツール]-[コンピュータの管理]
2.[サービスとアプリケーション]-[サービス]-[Simple Mail Transfer Protocol (SMTP)]の「プロパティ」
3.スタートアップの種類を「手動」から「自動」に変更。



■CDO.Message
CDO.Messageを利用してメールを送る方法です。
デフォルトのままだと「アクセスが拒否されました。(800700005)」とエラーになります。

1.「C:¥inetpub¥mailroot」に「NETWORK SERVICE」のユーザー追加+変更権限追加。
(メールのスプールが作られるため)



■CDONTS.NewMail
あんまりCDONTS.NewMailを利用してメールは送ることはないのかも。
一応記述。

1.「cdonts.dll」をダウンロード
2.ダウンロードした「cdonts.dll」を「C:¥Windows¥SysWOW64¥cdonts.dll」に上書き。(64bit OSの場合)
3.コマンドプロンプトから「regsvr32 C:¥WindowsSysWOW64¥cdonts.dll」とコマンド入力し、登録を行う。
4.実行後「…は成功しました。」と表示されることを確認。
5.「C:¥inetpub¥mailroot」にサイト別の匿名ユーザー(デフォルトだと「Users」なのか?)を追加後、変更権限を付ける。



■BASP21インストール
1.「BASP21-2003-0211.exe (1.44MB)」をダウンロード
2.「BASP21-2003-0211.exe」を実行。
3.使用許諾契約画面で「はい」をクリック。
4.InstallShield Wizardの完了画面で「完了」をクリック。
5.同ページから「Bsmtp20070629-587.lzh」もダウンロードし解凍する。(解凍できる環境に落とす方がいいかも)
6.解凍した中身を「C:¥Windows¥SysWOW64」に上書きする。(dllファイルとexeファイルの2つ)



■ActivePerlインストール
1.Windows MSWin32 x86をダウンロード
(64bit環境でもx86版にする。更に古い5.8系を選択 : ActivePerl 5.8.9.826 Windows (x86))
2.ダウンロードしたファイル(ActivePerl-5.8.9.826-MSWin32-x86-290470.msi)を実行しインストール。
(インストールオプションで「Documentation」、「Examples」はインストールしない)
3.Choose Setup Options画面でチェックを全て外す。
4.[スタート]-[管理ツール]-[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ]
5.左メニュー[サーバ名(サーバ名¥ユーザー名)]-[ハンドラ マッピング]
6.右メニューの「モジュールマップの追加」をクリックし、以下内容を入力。
 要求パス : *.cgi
 モジュール : CgiModule
 実行可能ファイル(オプション) : C:¥Perl¥bin¥perl.exe “%s” %s
 名前 : CGI(名前は自由に)
7.「モジュール マップの追加」メッセージで「はい」をクリック。



追加があればまた書きます。
やべ、寝ようw


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