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先日、社内のメールサーバ移行を行いました。
次の移行はいつになるか分からないが、覚書きをしておこう。


まず、事前にやっておいたこと。

 ○ドメイン登録+メールボックスの容量制限

 ○全アカウントを事前登録

 ○移行後用の設定ファイル作成(main.cf、virtualdomains、rcpthosts、smtproutes)

 ○旧サーバのメールボックスをNFSにて新サーバで簡単に操作できるようにする

 ○メールコピーのシェル作成


ぐらいでしょうか。


次に、移行当日の作業。
旧サーバのMTAはqmail、新サーバのMTAはpostfix(内部配送でqmail)です。
 ※■:旧サーバ、△:新サーバ、◎:ネームサーバ

 ■旧サーバの qmail 停止

 ■virtualdomains に移行後用の設定ファイルを上書き(移行アカウントをコメントアウト)

 ■smtproutes に移行後用の設定ファイルを上書き( .hoge.co.jp : [新サーバIP or サーバ名])
  → 旧サーバの hoge.co.jp ドメインの全てのメールアドレスにメールが届いた場合に、新サーバに転送
  → rcpthosts はコメントアウトせず、そのまま

 △新サーバの postfix、qmail 停止

 ◎DNS の切り替え(あ、ネームサーバ持ちです。TTL自在です。)

 ◎named リロード

 ◎cmd から該当ドメインが新サーバのIPに変更されているか、ゾーンファイルのシリアルが変更されているか確認

 △virtualdomains、rcpthosts に移行後用の設定ファイルを上書き

 △main.cf に移行後用の設定ファイルを上書き(ドメインをカンマ区切りで追加)

 △旧サーバから新サーバへメールのコピー(シェル)

 △postfix、qmail の起動

 ■qmail の起動

メール送受信のテストを行って終了。


以上で終了!



qmhandle-1.3.2導入方法

2009.3.2(月) 11:51:33


1. サーバにログイン

2. 最新のqmhandleをダウンロード
 ■wget http://downloads.sourceforge.net/qmhandle/qmhandle-1.3.2.tar.gz

3. ダウンロードしてきたファイルを解凍
 ■tar zxvf qmhandle-1.3.2.tar.gz


以上です。



何度も何度も送信してみたものの、受信ができない。
さくらにMXを追加して、他サーバでも認識している。


何故?


Tell me, Somebody tell me, Please tell me. (by hide)


結果、送信先のメールサーバがTTLの関係上、認識してなかっただけて!
もっと流行に敏感になろうよ!
もっと電波受け取って!


ということで、無事メールもできるようになりました。



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